志賀原発

 能登半島地震が起こった時、誰しも活断層の上に建つ志賀原発は大丈夫かと思ったのではなかろうか。

幸い通常運転はしていなく、変圧器オイルが爆発火災を起こし、主電源も一時途絶えたが、今は何とか供給できているようだ。

ここで、私案だが、原発は電気を作っているのだが、事故を想定して、オイルによる非常用発電機だけではなく、火力発電所を併設しておくなど、大規模なシステム変更を考えないといけないと思う。

事故の時、それは地震だったり、津波だったり、噴火だったりする訳ですが、外部電源を頼りに運転をしていると、それが絶対切断しないとはいえないだろう。

3・11福島事故の際は、主電源切断でかなり痛い目に合っているはずですから、それを見直さないとは驚きます。

そもそも、毎日新聞水説からの引用ですが、以下のとおりです。

「あの日」を読んで想像力を働かせれば、結論はおのずと導かれる。地震が多発する日本に、原発はふさわしくない。

 

地震多発国の日本にこれ程の原発を設置してのは、誰しもおかしいと思うはずです。

やはり、米国の実質植民地である日本は、米国の指示を拒否できなかったというのは、どうも本当のようです。

なぜこんなにたくさん設置することになったかという点ですが、諸説ありますが、究極の目的は、外貨を稼ぎたかったのでしょうか。武器輸出と同じです。

また、原発が存在するということは、プルトニウムが存在し、いつでも直ぐ原子爆弾も作れるということのようです。

そうすれば、近隣の諸国もそう簡単に日本に手を出せない、と言う訳です。

もし、日本が反旗を翻せば、原発に仕掛けられているタイマーが稼働していつでも水素爆発を起こせるというようなスト―リーではないでしょうか。

原発の警備は椅子羅得るの棒企業であり、原発や大規模橋梁などの工事には、米国棒建設企業が絡んでいるといわれています。

やはり、原発以外もそこら中に黒箱タイマーがしけけられていると考えてもよさそうに思います。

 

DS側は、日本人を3S政策で精神的にダメージを与えるだけでなく、実質的にも攻撃していたのではないでしょうか。

それも、武器を使わず、自然現象なのでしょうがない、事故だったのでしょうがないなどと、不安を煽りつつ、攻撃していたと考えると、納得が行きます。

中国でさえ、超限戦といって、ネットをふくめてあらゆる手段で攻撃せよと言っていた訳です。

日本人は呑気にテレビみてるだけですけど。もう今は、実際戦時中なのでしょうな。知らんけどね。

なお、本ブログの内容については、個人の考えであり、事実関係の正確性に欠ける場合もあると思われます。信じるか信じないかは、個人の判断でお願いいたします。

 

<引用>

水説

その日から起こること

元村有希子 

毎日新聞 2024/2/7

 原子力発電所が海沿いにあるのは、炉心の冷却に必要な大量の水を確保するためだ。都市部を避けて建てられるのは、用地の制約に加えて「地元の理解」を得やすいからだとされる。

 財政難や過疎といった地域の課題を原発誘致で解決しようと考える人たちがいる。エネルギー供給に貢献し、雇用が生まれ、経済も潤うという夢が語られる。

 それが災害で一変するさまを、福島県の3病院の関係者らによる手記「あの日から起こったこと」(はる書房)は克明に描く。

 東京電力福島第1原発から約4キロの双葉厚生病院。地震の翌朝、政府の避難指示が出され、患者たちの放浪が始まった。

 1号機が水素爆発したのは、寝たきりの40人をヘリの発着場へと送る作業中だった。爆音とともに原発から煙が上がり、やがてちりのようなものが降ってくるのを複数の職員が見ている。

 50キロ離れた公共施設に逃れたが、避難者の被ばくが判明し、施設ごと「汚染区域」に指定された。医療者も立ち入りが禁じられ、転院が決まった重症患者は冷たい水での「除染」を強いられた。

 原発から約9キロ、浪江町の病院では、院長が「治療もできない院外へ出せば患者の生命を危険にさらす」と避難指示を拒んだ。

 通信が途絶し「見捨てられたのでは」という不安が広がり始めた頃、3号機で水素爆発が起きる。重装備の機動隊員がやってきた。

 患者を置いて逃げられないと言う院長に隊員は「原発が爆発したんですよ、死んでもいいんですか?」と詰め寄ったという。

 同書につづられるのは、見えない放射能への恐怖と、混乱する状況下での「棄民」とも言える過酷な現実である。

 災禍のさなかにある能登半島には北陸電力志賀原発が建つ。幸い、震源の帯から少し離れていた。津波も想定内に収まった。外部電源の一部が途絶したが、原子炉は停止中で無事だった。

 だが、私はそんな「無事」を喜ぶ度量は持ち合わせない。そもそも今回の地震を想定できなかったのに、「次も大丈夫だ」と言い切れる保証などない。

 揺れと津波でこれだけの苦難を現地の人々に強いている。これに原発事故が加わればどうなるか。

 壊れた自宅は「屋内退避」には適さない。道路が寸断され孤立した集落からどこへ逃げるか。しかも住民の多くは高齢である。

 「あの日」を読んで想像力を働かせれば、結論はおのずと導かれる。地震が多発する日本に、原発はふさわしくない。(論説委員

 

2024/2/10  なぜ原発に電気が必要なのか?というQ&Aが載っていた。

やはり、そろそろ不安に思う方もいるのだろう。

そもそも、発電する施設なので、他から電気が必要というところから、おかしな設備ということかな。他人任せというか、自己完結できない設備というか。

何なんでしょう。

 

なるほドリなぜ原発に電気が必要なの? 核燃料を冷やすため、全電源失うと炉心溶融=回答・酒造唯
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北陸電力志賀原発=石川県志賀町で2023年11月、本社ヘリから北村隆夫撮影拡大
北陸電力志賀原発=石川県志賀町で2023年11月、本社ヘリから北村隆夫撮影
 なるほドリ 能登(のと)半島にある原発で、一部の電気が受けられなくなっているの? 
記者 北陸電力志賀(しか)原発のことですね。1号機と2号機があり、東日本大震災後から停止していますが、能登半島地震で震度5強の揺れが襲(おそ)い、外からの電気(外部電源)を受けるための変圧器(へんあつき)2台が破損(はそん)しました。全部で5回線ある外部電源のうち2回線が使えなくなっています。復旧には半年以上かかるといいます。
Q 発電所なのに、なぜ電気がいるの? 
A おもに核燃料を冷やすためです。原発の運転を止めても、核燃料は長い間熱を出すので、ポンプで水を送って冷やし続けなければいけません。他にも建物の照明や設備の操作など、さまざまなところに電気が使われます。
Q 外部電源がなくなったらどうなるの? 
A 原発には必ず複数台の非常用のディーゼル発電機があり、たとえ外部電源が失われても、発電機の電気だけで事故を防げるようになっています。ただ、東京電力福島第1原発事故ではこの発電機も津波で全滅し、全ての電源が失われました。こうなると原発を制御(せいぎょ)することができず、1~3号機では炉心(ろしん)が溶ける「メルトダウン」を招きました。 
Q 志賀原発は大丈夫なのかな? 
A 1号機に3台ある発電機を地震後に試運転したところ、1台が自動停止するトラブルがありました。後の調査で、変圧器の破損に伴(ともな)って原発内の回路を切り替えたことが原因とわかり、12日後に復旧しました。
Q 本当に安全か心配だね。 
A 原子力規制委員会は、原発内の設備をもっと地震の揺れに強くすべきか検討を始めています。電気は事故を防ぐ「最後のとりで」とも言え、厳正(げんせい)な安全対策が求められます。(くらし科学環境部)